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- Date:2025年05月04日
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焼香とは、葬儀や法事の場で行われる儀式のひとつです。
お香を仏前に捧げることで、故人への供養とします。
焼香は僧侶だけでなく一般会葬者も行うもので、その作法は各宗派によって異なります。
そのため、葬儀の作法の中では最も迷いやすいものだといえます。
故人の宗派に合わせるのが一般的であるため、できるだけ多くの宗派の作法を知っておくと良いでしょう。
POINT 宗派別の焼香作法
宗派によって、焼香の回数と「押しいただく・押しいただかない」の違いがあります。
押しいただくとは、摘んだお香を額(ひたい)の高さまで掲げることを指します。
各宗派では、以下のような作法で行われます。
(1) 浄土宗
浄土宗の場合、押しいただいて1~3回焼香を行います。
(2) 浄土真宗
浄土真宗の場合、本願寺派・大谷派・高田派でそれぞれ押しいただかないことは共通していますが、
回数が異なります。前から順に、1回、2回、3回焼香を行います。
(3) 日蓮宗
日蓮宗の場合、押しいただいて1回あるいは3回焼香を行います。
(4) 真言宗
真言宗の場合、押しいただいて3回焼香を行います。
(5) 天台宗
天台宗の場合、焼香の回数や押しいただく・押しいただかないの決まりは特にありません。
(6) 臨済宗
臨済宗の場合、1回焼香を行いますが、押しいただく・押しいただかないの決まりは特にありません。
(7) 曹洞宗
曹洞宗の場合、2回焼香を行いますが、1回目は押しいただき、2回目は押しいただきません。
(8) 融通念仏宗(大念仏宗)
融通念仏宗の場合、押しいただいて3回焼香を行います。
上記のように、各宗派によって一定の作法があります。
しかし、会葬者の人数や時間の関係から短縮されることも多く、前の人に合わせるということもめずらしくありません。
焼香の作法を守ることももちろん大切ですが、このような場合は故人を想って心を込めて焼香することを心がけましょう。
■まとめ
たとえ各宗派の作法について不慣れであっても、紫方の丘のスタッフがきめ細やかにサポートします。
事前のご相談時やお葬式のお打合せ時から式当日まで、不安なく執り行っていただけるように、ご説明やご指導いたします。