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紫芳の丘ブログ

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vol.4 戒名の意味とその構成

故人の葬儀を執り行うとき、一般的には僧侶によって戒名が授けられます。
しかし、戒名を目にする機会はあるものの、この戒名がどのような意味を
持っているのか、どういった構成になっているのかは知らない人も多いかもしれません。
そこで今回は、戒名の意味やその構成についてご紹介します。

POINT 戒名の意味


戒名とは、その人物が仏の弟子になったことを示す名前のことです。
現在は亡くなった後に付けられるのが一般的ですが、
従来は出家して仏門に入る際に与えられるものでした。
戒名を授かるということは、その宗派の戒律を受け入れたことを意味します。
現在では、故人が死後の世界で仏弟子となれるようにとの想いから付けられます。

POINT 戒名の構成


戒名は基本的に、「院号」「道号」「戒名」「位号」の4つで構成されています。
そのため、一般的な日本人の名前よりも長くなります。

(1) 院号

院号は、生前に寺院や宗派、あるいは社会に対して大きく貢献した人に贈られます。
本来は皇族が寺院の建立などを行った際に、その徳に対して贈られていました。

(2) 道号

道号は戒名の上につけるもので、字(あざな)などと同じくもうひとつの名前とされています。
もともとはなかったもので、中国で用いられていた尊称が渡ってきたものだとされています。

(3) 戒名

戒名は、仏の弟子になったことを表す2文字の名前です。
一般的には院号・道号・戒名・位号を全てまとめて戒名と呼んでいますが、狭義の戒名は2文字のみです。
戒名が共通して2文字なのは、仏の世界では誰もが平等であることを表しているからです。

(4) 位号

位号は、戒名の下につけられるもので、仏教徒としての位を示しています。
位号は年齢や性別、地位によっていくつか種類があり、その中から選ばれます。

■まとめ


お葬式と言っても、宗教や宗派によってさまざまな形式やしきたりが存在します。
事前にご家族の宗教や宗派を調べておくことをおすすめします。
菩提寺がわからない場合でも、紫芳の丘では最善を尽くしますので、お気軽にご相談ください。

奈良生駒の新しい葬儀会館「紫芳の丘」
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